お面と言ってしまうと,自分の顔のサイズ,イメージという制約が出てしまうので,「顔」とアナウンスしました。

この課題は年令による違いが小さく,小さい子の方がのびのびと面白い作品が多かったのが特徴でした。そのため今回のブログで紹介する作品はいつもスポットがあたりにくい幼児(未就学児)の作品から全て選びました。小学生の作品もさすがと思われる作品も多かったのですが,今回はスルーさせていただきました,ご了解ください。

顔(お面)は造形教育の定番であるため,様々なキットや作り方があると思いますが,あえてボール紙にクレヨン,毛糸などどこにでもある材料で取り組んでもらいました。それを平面ではなく,やや立体的にする工夫を伝授して,盛りつけていってもらいました。

人間の顔でも良いし,動物でも良し,おばけなども良し。それぞれの表情に何ともいえない味わいがにじみ出て来ます。子どもたちは顔ができた後も,愛着が湧くせいか,えさを作って添えてあげたり,楽しんでくれました。これらは2018年10月の図工ランド展で展示して,大勢の方に見てもらいました。(ランド長 木村明彦)

 

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