今回は2025年6月に開催された「図工ランド展」に出品した課題でもある、静物水彩についてご紹介します。
例年と同様、まず木製パネルに水彩紙を水張りするところから制作が始まります。支持体の仕込みを自分で行うことで、作品への愛着も一層深まりますね。
静物水彩では、講師陣がモチーフの配置を考えますが、それをすべて画面内に納めるように描く必要はありません。特に展覧会用の課題ということもあり講師陣も力が入っているため、モチーフのボリュームは満点です。どの部分を切り取って描くかがポイントになります。









例えば余白を生かしたり、画面いっぱいにクローズアップした構図にしたりと、さまざまなアプローチがあります。普段の課題でも構図の基本パターンについて話すことがありますが、皆さんそれぞれがその知識を上手に取り入れ、画面づくりをしてくれました。
展覧会の様子はInstagramでリール動画が配信されています。
動画では色について話していますので是非そちらもご覧になってください。
https://www.instagram.com/p/DMsWfvLy12V/
図工ランドInstagramアカウント→@zukoland_home
岩河

