靴の写生—本科クラス

ものをじっくりと観察して描くねらいの課題です。よく見て気づく、観察力がまず大切です。それを絵として表現することに結びつけられればさらに良い、というように考えています。写生の力は画力の基礎ともいえます。写生の力がついてくると描きたいものが描けるようになります。

靴の形は曲面の組み合わせ。形をとるのもたいへんですし、各部分の微妙な色の違いを絵の具で作ったり、革のツヤを表現したり、影をしっかり見て描いたり。ヒモの結んである形は特に面倒ですが、逃げずにしっかりと絵にしてくれました。靴を描き終わったら、まわりに模様や背景を描き足したり、楽しんでくれた子たちもありました。そっくりに描くことが目標ですが、みんな自分なりの工夫をプラスして表現してくれました。(ランド長 木村明彦)

 

 

体験する