枝の形

本の幹から枝分かれしてできていく木の形。今回はこの形のなりたちに着目し、これを自分で作ってみようという課題です。木の形や雪の結晶など、自然界に見られる繰り返しの形は、フラクタル図形といわれるものです。自分の手で木の形を作って、原理を理解しておくことで、木の形を絵に描くとき、あるいは工作でつくるときも、役だってくれるのではないかと思います。

一見ややこしいけれど、わかってみれば何だカンタン!な枝の形。あとは根気しだいです。どんどん増えていくのがおもしろくて、枝を驚くほどたくさん作った子もいますし、木の飾りつけやまわりの風景づくりに没頭していく子もいます。枝いっぱいに可憐な花を咲かせたり、動物やまめきち君を配したり、木の下に家を建てたりしていました。(きむらみゆき)

 

体験する