デカルコマニー

絵の具をたらして紙を折って,開いたとき偶然できる模様からイメージを膨らませて絵に仕上げました。この技法をデカルコマニーと言うそうです。 デカルコマニーはシュールレアリストの画家たちがその偶然性を好み、多くの作品を残しています。

この遊びのような作業に子どもたちは飛びつきますが,開いて現れた模様からどのような絵に拡げるかが大事なところです。パッと思いつけばぐんぐん絵がすすみますが,「何にも見えないよ〜」と音を上げる子もいます。先生たちは「じゃあもう一色絵の具を足してみたら?」とか「逆さまにしてみたら?」「どれどれ○○に見えない?」などアドバイスを投げかけて支援しました。左右対称の模様ということで蝶に見立てた子が多かったですが,中には「なるほどそう見えたの」とびっくりする発想の子も。頭の体操のような作品づくりが新鮮だったのではないでしょうか。(代表 木村明彦)

 

 

上2点幼児の作品

↑international class

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