A-01 2005年開講当初考えていた思い

図工ランドホームページには,開講準備段階の2005年5月以降書き続けている「図工ランド日記」というブログがあります。現在でも,本科ブログのアーカイブをさかのぼっていただくと読むことができます。

その当時考えていたことを再確認します。

(図工ランド2005年7月開講!!2005年05月20日|教室のようす 記事より)

図工ランドは、こどものための絵画・工作の教室です。

●絵画や工作の楽しい体験を通して、こどもの美的感性や創造性を伸ばします。

●デザイン的な発想ができるようにします。

●継続的な観察・指導によって、こどもの心の健康をケアします。

●特に五感を刺激し、創意工夫の能力を高める工作(立体造形活動)に力をいれています。

●「こどもの制作記録」をコンピュータにより管理し、お子さまの成長の記録を残します。

●コンピュータによるデザインの指導も行います。

おえかきや工作の好きなわが子のために、おえかき教室をいくつか探しました。のびのびと絵を描かせ、ものをつくる喜びを体験させたい、創造力を高めたい。そんな場を探しましたが、実際のおえかき教室は違いました。名作の模写ばかりをさせるところ、こう描きなさいと教え込むところ、先生がほとんど仕上げてしまうところ。そんなところには入れたくない、と思いました。ここはよさそう、と思えるところはごく少なく、あきがなかったりしました。それならばいっそ、自分たちでやろう、ということになりました。

私たちは美術系の大学を出、現在建築・環境デザインの事務所を経営している現役のデザイナーです。平面から空間にまたがるデザインの仕事をしています。こどもの教育に関してはしろうとでしたが、こどもの心理学や美術教育、特にこどもの絵の発達段階などについて学びました。

私たちはこども達にまず絵を描くこと、工作することの楽しさを体験させてあげて、得意分野になってもらいたいと考えます。

 「図工ランド」は、小手先の技術を教える場ではありません。芸術的感性と、ものを創り出す力を獲得し、人生を豊かなものにするための教室です。お子さまのご参加をお待ちしています。
「図工ランド」主宰 木村 明彦 [東京芸術大学大学院修了]
木村 美幸 [筑波大学芸術専門学群卒業]

(添付おわり)

●2005年開講当初考えていた思いは現在も不変です。当初から考えていたことをベースに進化してきたつもりです。

ただ,

→●コンピュータによるデザインの指導も行います。

—このオファーは何を想定していたのか今となっては不明で,実現していません

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