立体「造形あそび」の課題で、今回は糸を引くと軸が回るしくみを使った工作です。土台としかけの部分は共通で、水平・垂直のどちらの方向かを選び、好きなものを回します。楽しい工作ですが、動くしかけを作り、それを1時間半の時間の中で用意された材料のを使って作品として着地させるのには、アイディア・技術・バランス感覚・こまめな調整など様々な力が必要でした。
しくみ自体はシンプルですが、何を回すかがキモで、みんなの腕のみせどころです。回るモノからの連想で、観覧車、風車、バレリーナ、回転寿司、遊園地のコーヒーカップ、飛ぶ虫・・さまざまなアイデアが出ました。アイデアがよくても、大きすぎたり、重すぎたり、取付方がうまくゆかないと回らないので、工夫が必要でした。回る部分だけでなく、まわりの世界も作り込めると説得力のある作品ができます。みんな見応えのある楽しい作品がたくさんできました。(ランド長 木村明彦)