絵画クラス『油彩転写』『油彩技法』

 今回は6月に行った「油彩転写」と「油彩技法」を紹介します。

「油彩転写」はスイスの画家パウル・クレーが使っていた技法です。

この技法は、油絵具でカーボン紙を作り、ボールペンなどで画用紙に転写する技法で、油絵具、ペインティングナイフ、薄い紙、画用紙を使用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「油彩転写」は即興的な線でも細密な線も描けます。生徒達はそれぞれ自由なアイデアで楽しんで制作していた様子でした。

転写の後は水彩絵の具を用いたりと二つの異なる画材の調和が良い感じでした。転写の線も黒だけではなく、様々な色を用いたりと素敵な仕上がりになったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「油彩技法」の授業では、豊洲校は名画の中の技法を参考に、いくつか実験したい物を生徒達が選んで行いました。点描画、インパスト、グラデーション、スパッタリング、ハッチング等、「こういう授業好き!」と言ってくれる生徒もいて意欲的に取り組んでくれました。

 今回実験した技法を次回の油絵にも活用してみても良いと思います。

 

盛田

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