野菜をモチーフにした模刻です。本物を見ながら紙粘土で形をつくり、水彩絵の具で着彩をしました。概念的につくるのではなく、本物をみて、ちょっとした形や色の変化、汚れやしなびたところなども忠実につくることで、本物らしさを表現することができます。おうちの人がだまされるくらいにつくろう、と呼びかけました。
やることがわかりやすく、みんなが楽しんで取り組める課題でした。薄い葉や、細かい形の特徴を作ったり、絵の具を混色して、野菜そっくりの色を表現しようとする姿が見られました。発達段階によって、手先の器用さやものを見る目の精度にはずいぶん差がありますので、どこまで表現するかは、その人なりにできればよい、と図工ランドでは考えています。(ランド長 木村明彦)